【時事】回転寿司の件で思う事
「人は反省を客観的に判断できるようになれるのか」
どうも、アロです。
何か痔が再発してしまいました…。
さすがにセミリタイア前には治したいということで、本日病院に行ってきました。
3個(外1, 内2)できていたようで、1泊入院で来月手術してします。
さて、今日はそれとは別の話題。時事ネタですね。
回転寿司ペロペロ事件の話。
歴史はこんな短い期間で繰り返すのだなと
以前もありましたよね、確か当時はバイトテロ、だったでしょうか。
コンビニのアイスケースに入ったり、チェーン店の厨房でアレコレ不衛生なことやってたり。
そんなドストレート黒歴史な悪行、ともすれば犯罪行為を動画にし、
ネットに上げるという暴挙。
未だに印象に残ってますけど、あれ10年前ぐらいなんですよね…。
まずこの行為自体も許せるものではありませんが、それとは別に誰が見ているかも分からないネットに情報を上げる行為も恐ろしいですね。
自分はネット黎明期からの人間であり
「基本的に身バレするような情報はネットに上げてはならない」
がベースなので、その点においても理解に苦しみます。
「デジタルタトゥー」でしたっけ?
僕たちの時代ならローカルでの出来事で知名度も低く、
それもいずれ忘れ去られたであろう「若気の至り」が今や完全にログとして残る時代。
そういう意味でも以前よりハードモードになったのかもしれませんね。
重ねて言いますが、行為自体を容認しているわけじゃないですよ。
ただ「身内での盛り上がり」とか「行き過ぎた承認欲求による暴挙」なんて、人生のどこかには誰しも存在してたのではないだろうか。
生まれる時代が悪かった、誰がそうなってもおかしくはないなと。
自分だって現代に生まれていたら、今回ほどの逸脱行為はせずとも、何かしらのデジタルタトゥーを残してしまった可能性は0じゃないなと思うわけです。
まあ「人生はガチャ、生まれる場所も時代も、極端には生物の種すら選べない運ゲー」なんて言ってしまえばそこまでの話ですけどね。
現場の苦労が目に浮かぶ…
さて、今回の件で企業は株価が下落し、時価で100億以上の損害が出たとは聞きました。
現場も大変ですね、全店で諸々清掃をし直す、再発防止を徹底するという。
これが社員やバイトならまだ非を感じることはできるでしょうが、今回は客。
正直やりきれないでしょう。
まあこれ、ITで言えば
「サイトの登録フォームで入力・送信→登録完了の間に匿名ユーザーが書き込み内容を閲覧・編集できる」
みたいなガバガバセキュリティみたいなものだったので、本当に性善説で成り立つビジネスだったんだなと感じます。
再発防止案を考えるなら、
オーダー皿は鍵付きで密閉にする(席毎に鍵を配布、今ならワンタイムP入力式とかでもありか?)、
コップや箸は都度店員から配布、とかですかね。
にしたって現場の作業は増えるばかりですな、やってられないなと思います。。
やり直しの機会はあって然り、ではあるのだが…
そして肝心の寿司ペロの犯人。
まー見事にネット、世間、会社から叩かれていますね。
当然と言えば当然です。
ただし日本は法治国家。
「法の下、罪を償えばやり直せる(死刑以外)」
というのが一応原則です。
そして更生のためにあるのが裁判だったり少年院だったり刑務所だったりするわけです。
自分も正直色々な感情があるわけですよ。
「反省なんてしてない」とか
「やり直しが効かないぐらいに徹底的に罰しろ」みたいなネットの意見も散見され、
そういう性悪説的、極端な処罰の感情も分かるには分かるんです、というか僕は再発防止や抑止の観点的にも、現状はややそっち寄りです。他の人に迷惑をかけているのが何よりも良くない。
ただ前述のように、条件が重なれば大なり小なり誰しもが陥ってしまった可能性はある行為だとは思うんです。
ならやり直しの機会もあって然りかなとは思う部分もあります。
それでも尚、徹底的にやれという声が出てしまうのは
「こういう輩は本当に心から反省をして、更生できる保証がない(/確率が低い)と推定している」
という点からかなと。
これは反省を発言や行動からしか推し量ることができない現代科学の限界故なのかなと。
要は根っこは変わらず「反省しましたー」と猫被って出し抜こうと思えば出し抜けちゃうよね、的な。
実際それで減刑を狙ったり、実刑後再犯するような事例も多々あります。
僕たちはこういう情報をニュースやらネットやらで見て
「ああ、悪事を働くような人達には更生は基本的に無理なんだな」
という結論が無意識のうちに出ているのだと思います。
まあ、思春期は思春期で反抗的だから罪をそのまま受け入れずひねくれることもあるし、その後の大人は大人でそう簡単に性格や考え方が変わらないという生物的特性もあったりしますし。
そういう人が世間に出てしまえば再び被害が出るから、それなら徹頭徹尾全部罰して再犯リスクを潰してしまえ、ということなんでしょう。
それが人道的かはさておき。
反省・更生を推し量れる手段は今後生まれるのか
こういう観点において、AI技術や脳科学の進歩で反省や更生を客観的に推し量れるようになればもう少しやり直しに寛容になれるのだろうか…とは思います。
ただそれはそれでそのシステムの正当性が問われることにはなるでしょうね、倫理的にも道義的にも。
思想信条の自由、にも半ば抵触している節がありますし。
もしくはバカッター的なやらかしを夢の中ぐらいの疑似体験レベルでさせて心底後悔させるVRとか出来て、予めトラウマを植え付けさせることで抑止できたら…とか。
まあでも、現実的にできるのは、リテラシーやモラルを義務教育で展開するぐらいなんでしょうな。
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